事業計画

2023年度 ひびき福祉会事業計画

新型コロナウイルスの発生から3年。落ち着いてきたと思った矢先、2022年度はオミクロン株の猛威で、またもや医療・福祉・教育現場は非常事態に陥りました。
ひびき福祉会でもクラスター感染があり、利用者・職員は大変厳しい状況を経験しました。2023年度も新型コロナウイルス感染対策を行い、障害のある人達の命と人権を守り、豊かな暮らしの実現を目指して事業を行います。
今年度は2名の職員と4名の利用者を新たに福祉会に迎える事が出来ました。
以下、今年度の特徴的な内容について列記します。

  1. 新型コロナウイルスの対応として、引き続き事業所内でのマスク着用、感染対策を徹底していきます。また希望者へのワクチン接種の支援も行います。
  2. ひびき福祉会中期計画はこれまで2年間かけてまとめてきました。今後はその計画を進めていきます。
  3. 昨年度はひびき福祉会の「利用者交流会」はオンラインで行われました。2年続けてのオンライン開催でしたが、利用者、職員で工夫しながら盛り上がり楽しく交流ができました。2023年度も直接顔をあわせての全体交流が難しいようなら、工夫してオンラインでの交流会は行います。
  4. 2022年度は台風の影響は受けませんでしたが、冬の寒波の影響(道路凍結)で、サンプレイスひびきは1日閉所になりました。2023年度も台風や寒波等の異常気象に対応しながら事業を進めていきます。また、水害に対する事業継続計画の作成を行うとともに、各避難訓練を行います。
  5. コロナ感染症の影響で職員研修のほとんどが内部・外部ともリモート研修になりました。2023年度はリモートの便利さも活かしつつ、対面との併用で、職員の学びの機会はしっかりと保障し、専門性を高めていきます。
  6. 利用者の退所など、法人全体の収入が大幅に減ったために厳しい財政状況になっています。定員に満たない事業所においては、利用者を増やす努力をします。また事業収支差額が赤字になっている事業については、赤字を減らすように努力をします。また物価高騰に伴い経費等の削減も工夫していきます。
  7. 2022年度から虐待防止委員会の設置、職員への研修、身体拘束等の適正化のための指針の整備などを行う事が義務化されました。それに伴い必要な会議を行います。